エクセルギー破壊が制御された社会の実現を目指して
株式会社ヒートピースは、「エクセルギー破壊が制御された社会」の実現を理念に掲げています。
私たちが考える「エクセルギー破壊が制御された社会」とは、単にエネルギー消費量を削減する社会ではありません。エネルギーや資源が本来持つ価値を最大限に活かし、製造工程や物流、製品の使用、さらには資源循環に至るまで、あらゆる場面で無駄や損失を最小限に抑えた社会です。これは、エネルギー利用の高効率化だけでなく、ものづくりや社会システム全体の最適化を目指す考え方でもあります。
私は20年以上にわたり、エクセルギー・エントロピーを基盤とした研究を進め、この考え方が持続可能な社会を科学的に実現するための普遍かつ重要な指針になると確信してきました。 その理念を社会に実装する第一歩として、当社では熱エネルギーの有効利用に資する蓄熱用セラミックスの開発を進めています。ミクロな材料設計とマクロ構造設計を融合するとともに、原料調達から製造、使用、廃棄までのライフサイクル全体を見据えたものづくりを追求しています。その代表例が、籾殻燃焼灰を原料とする「RHCシリーズ」です。
さらに、蓄熱体セラミックスの国際標準化を推進するとともに、セミナーや出版活動を通じて、エクセルギー・エントロピーに基づく新しいものづくりと社会設計の考え方を広く発信しています。 弊社は技術と理念の両面から、エクセルギー破壊が制御された社会の実現に挑戦し、持続可能な未来づくりに貢献してまいります。

株式会社ヒートピース 代表取締役社長 北英紀