籾殻セラミックスとは
未利用資源から生まれる機能性材料
籾殻セラミックスは、稲の外皮である籾殻を原料として生成される材料です。籾殻にはシリカなどの成分が含まれており、適切な処理を行うことで、耐熱性や安定性を持つセラミックス材料として活用することが可能になります。従来は廃棄物として扱われてきた資源を有効活用できる点も特長の一つです。
蓄熱体としての用途
熱を貯め、必要なときに活用する
籾殻由来のセラミックスは、蓄熱体としての用途を中心に活用されています。工業炉などから発生する高温の排熱を一時的に蓄え、必要なタイミングで再利用することで、エネルギー利用の効率向上に貢献します。高温環境下でも安定した性能を維持できる点が特長です。

- 排熱を資源として活かす
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製造現場では多くの熱が未利用のまま放出されています。当社の蓄熱材料を活用することで、これらの排熱を有効なエネルギーとして再利用することが可能になります。設備や用途に応じた設計にも対応し、さまざまな現場での導入が検討されています。
【活用例】
- (高温をメインに)流体透過により反応や熱交換するシステム
リジェネバーナー蓄熱体、カルノーバッテリー、
ガスタービン用レジェネレーター、固体再生式ガス加熱器、
スターリングエンジン再生器、回転式再生器 - 触媒システム
- バーベキューなど調理用均熱化・蓄熱部材など
- 製造用システム
大型円筒部材:リチウム電池正極材製造用キルン他
- (高温をメインに)流体透過により反応や熱交換するシステム
構造化球体の活用

構造によって性能を引き出す
当社のセラミックスは、球体形状をベースにした「構造化球体」として設計されています。内部構造や中空設計を組み合わせることで、熱の伝達や保持、耐久性といった性能を高める工夫が施されています。
- 用途に応じた柔軟な設計
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球体という基本形状をベースに、サイズや内部構造を調整することで、用途や使用条件に応じた最適化が可能です。単体での利用だけでなく、組み合わせることでより大きな構造体としての応用にも対応できます。
活用例)
充填材として炉内に配置することで熱交換効率を高める用途や、構造体として積層し大規模な蓄熱システムを構成する用途などが想定されます。使用環境や目的に応じて設計を調整できるため、さまざまな設備やシステムへの適用が可能です。
活用の広がり
- 蓄熱にとどまらない可能性
- 本材料は蓄熱用途に加え、フィルター、触媒担体、水処理など、さまざまな分野への応用が期待されています。耐熱性や化学的安定性といった特性を活かし、異なる分野での活用検討が進められています。
- 新たな用途への展開に向けて
- 現在は一部用途での実用化が進んでいますが、技術の特性上、今後さらに多様な分野への展開が見込まれます。具体的な用途のご相談や共同検討についても、お問い合わせより受け付けています。